■ブラクラの傾向■
ブラクラに被害にあってしまうパターンは掲示板、チャットがほとんどで 「面白い所があるよ」と書き込みをして ブラクラサイトに誘う者もいたり、Flashと見せかけたブラクラもあります。 この他に自動登録リンクにも貼り付けてしまう人もいます。 これらのブラウザークラッシャーの多くはスクリプトを使用して作られているため セキュリティーのJavaを無効にしておくのもいいかもしれません さらにCookie(プライバシー)のレベルを最大にしておく事も有効です。 もし、ブラクラに出会ってしまった場合は、まずEscキーを押しましょう。 |
次にメニュー内の[インターネットオプション]をクリック [セキュリティのタブ]を選択をします。 [レベルのカスタマイズ]で 右の表 にあるものをチェックを入れます。 これが Java Scriptの無効の設定の仕方です。 Java Scriptを使用しているからと言っても全てがブラクラではなく またこの無効の設定にして、さらにすべてのCookieをブロックすると |
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【電源ボタンを数秒間押しっぱなしによる強制終了について】
電源ボタンを数秒間押しっぱなしの注意すべき事は
HDDのアクセスランプが消えていることを確認してから切って下さい
点滅しているときに電源を切ると、HDDが壊れる可能性がありますので大変危険です。
また、電源ボタンを数秒間押しっぱなしで電源を切った後は
再起動を行うことも忘れないようにしましょう
フルスクリーン型とは
ウィンドウ画面表示の上部右側にある最大化ボタン操作の時とは違い
パソコンの画面全体を使って表示させる事であり
ウィンドウ画面の[メニューバー] [タスクバー] [ツールバー]等の表示を隠してしまうもので、
このために、ブラウザの「戻る」や「閉じる」などが出来なくなってしまいます。
ですからショートカットキーの操作でブラウザを動かす必要があります。
おもに「ホラー画像」「グロテスク画像」「エロ画像」などを見せるためによく使われ
俗に言うアンダーグラウンド(略してアングラ)系統のサイトによく見かけられます。
パソコン(インターネット)初心者にはコンピューターウィルスかと思ってしまうブラクラでしょう。
遭遇度[少] 危険度[小]
「Altキー+F4」ウィンドウを閉じる 「Ctrl+W」ウィンドウを閉じる 他に下記の方法もあります。 「Altキー+←」1ページ分のウィンドウを戻す 「BackSpaceキー」1ページ分のウィンドウを戻す 【フルスクリーン、回避方法】 「Java Script(ジャバ スクリプト)無効」の設定で回避可能です。 |
ウィンドオープン型とは
ウィンドウ画面が勝手に次から次へと 無限に増殖して開いていき
マウスで閉じても増殖するために間に合わず
最後にはフリーズしてします。(動かなくなる)
最悪の場合はブラウザソフトやハードディスクの破損を引き起こす恐れがあり
修復でリカバリーで復活させても直らないことがあります。
変種としてはゾンビウィンドウ型や忍者ウィンドウ型をあわせ持つタイプもあり
自動接続プログラムを仕込んだタイプもある
遭遇度[中] 危険度[大]
「Alt+F4」数回押す 「Alt+F4」押しっぱなし 「Ctrl+W」ウィンドウを閉じる 「Alt」+「Ctrl」押しながら「Delete」 注意事項 【ウィンドオープン型、回避方法】 「Java Script(ジャバ スクリプト)無効」に設定する 「ブラクラ対策ソフト」を入手してシステムを起動させておく オンラインソフトで入手でき無料で提供されてあるものもあります。 |
FDアタック型とは
FDドライブに何も入っていないのにアクセスしようとすると、 FDDから音がします。
それを利用してFDドライブを何時までも動かし続けると言うブラクラで
そして、この間には、パソコンはフリーズ状態になってしまうので、何も操作できません。
そして、これをそのままにしておくとFDドライブが壊れる危険性があります。
バリエーションも様々あり中にはファイルを削除してしまう物もあるとの事です。
遭遇度[極少] 危険度[大]
ブラウザの画面上部にある「中止」ボタンのアイコンを押す または、「Escキー」を押す それでもだめな場合は「強制終了」する 【強制終了の仕方】 または、電源ボタンを数秒間押しっぱなしで電源を落とす 強制終了させた後は不具合が起きないように、 【FDアタック型、回避方法】 ~情報提供により~ CDからのブートの可能なOS(WinXP等)に 殆どは「JavaScript」を「無効」にすれば安全ですが —貴重な情報提供のご協力ありがとう御座いました— |
メールトゥーストームとは
メーラーは通常のウィンドウオープンよりもパソコンに負荷がかかります。
それを悪用して複数のメーラーを開かせパソコンに負荷をかけさせます。
これではフリーズは免れないかもしれないでしょう。
これに、かかった場合は、そのページから出るか閉じるかをしてから対処しましょう
遭遇度[少] 危険度[大]
「Alt」+「F4」押しっぱなし 画面上部にある「中止」ボタンのアイコンを押す または、「Escキー」を押す 「Alt」+「Ctrl」押しながら「Delete」 注意!タスクマネージャまで無限増殖してしまうこともあります 最終手段としては「強制終了」する 【メールトゥーストーム型、回避方法】 Java Script無効+ステータスバーを表示させリンク先の確認をして |
ゾンビウィンドウ型とは
別のウィンドウが勝手に開き 閉じてもすぐに復活 してしまうブラクラで
(別のウィンドウ=ポップアップウィンドウと呼ぶ)
それを消したと同時に2~7個ほど増殖するものもあります。
普通なら2度ほど閉じたら消してしまう事が出来ますが、
永遠に消せないダイヤルQ2や海外通信に切り替える自動接続プログラムを組み込んだものもあり、
またウィルス付きのサイトへと飛ばされるのもあり悪質極まりないです
ポップアップウィンドウのような広告に多用されておりますので、
遭遇しやすいブラクラであり特にアダルト系サイトに多く見られます。
遭遇度[多] 危険度[中]
「Altキー+F4」で脱出できます。 「Ctrlキー+W」押しっぱなしで脱出できます。 「Alt」+「Ctrl」押しながら「Delete」 注意事項 ゾンビウィンドウの仕掛けがあるページそのものに問題があるので 【ゾンビウィンドウ、回避方法】 Java Script(ジャバ スクリプト)無効で回避可能です。 オンラインソフトでポップアップウィンドウ防止(除去)ソフトと言うのがあり、 ■WindowsXP SP2■ WindowsXP SP2にはポップアップウィンドウの制御機能が付いていますので |
忍者ウィンドウ型とは
ウインドウが 動いたり、隠れたり して、ユーザーを困らせます。
さらにウィンドウオープン型やゾンビウィンドウ型をあわせもつものもあります。
通常の忍者ウィンドウ型でしたら タスクバーから簡単に閉じる事はできますが、
ウィンドウオープン型やゾンビウィンドウ型のような
合わせ技を持つ場合は簡単に閉じる事は出来ません
遭遇度[少] 危険度[大]
「Altキー+F4」で脱出できます。 「Ctrlキー+W」で脱出できます。 「タスクバー」から閉じる(無限でない場合) 「Alt」+「Ctrl」押しながら「Delete」 注意事項 【忍者ウィンドウ、回避方法】 「Java Script(ジャバ スクリプト)無効」で回避可能です。 |
CONCON クラッシャー型とは
「CON ファイル」を二回以上の指定を受けさせてシステム異常を起こさせるもので
Windowsのバグをついたものです。これを受けますと再起動させるしかありません
ブラクラの中では危険性もトップレベルですが
ブラウザソフトの「Internet Explorer5.5(IE5.5)」以上のソフトは対策済みで
Windows2000以上のOSにも対策済みです。
それ以下の「IE」や「OS」は警戒する必要があります。
遭遇度[極少] 危険度[極大]
不明、情報を求めます 【CONCON クラッシャー型、回避方法】 ~情報提供により~ Windows自身のバグへの攻撃なので —貴重な情報提供のご協力ありがとう御座いました— |
アラートオープン型とは
ウィンドウオープン型とよく似ており
アラートは警告窓の事で「右クリック禁止」などの別窓の事です。
それを無限にアラートを開けてしまうブラクラです。
遭遇度[中] 危険度[極大]
無限でなければ普通に閉じるで脱出できます。 無限でなければEnterキーも有効です。 「Altキー+F4」でも脱出できます。 最終手段としては「強制終了」する 【アラートオープン型、回避方法】 「Java Script(ジャバ スクリプト)無効」で回避可能です。 |
リンクリンク型とは
ランダムリンクの悪い使い方(騙しリンクの一種)をしていることで
リンクすると自動で勝手にランダムで
特定の別のページへ自動的に飛ばしてしまうものです。
(閲覧者側から見ると予測しにくいので不特定ともいえます。)
さらに「ウィンドオープン型」と合わせもつものもあります。
酷い場合には悪徳サイト誘導させたり
ウィルスに感染したサイトに飛ばされる事もあります。
これはブラクラの一種とは言えませんが迷惑なのは変わりはありません
本来ならば訪問者を楽しませるために
設定していたりしますので全てが悪という訳ではありません
遭遇度[多] 危険度[中]
リンクをしたとたんに飛ばされますので脱出不可能ですが、 「Alt+F4」押しっぱなしも有効です。 【リンクリンク型、回避方法】 Javaの無効(Java Scriptによるリンク指定をしているのみ有効) 「Location ヘッダー」は瞬間的に飛ばされ履歴も残らないので回避不能 「META要素」による自動リンクは入ったら数秒後に別のところへ飛ばされますが 自分が怪しいと感じればリンク(クリック)しない事 「CGIやPHP形式」などを使用している場合もあるので |
音声ストーム型とは
1つのページ内に複数の音声の要素を設置して
それらを一斉に音楽を流すというものです。
このために必要以上に負荷がかかるために落ちてしまうことも有り
これを[MP3]などのような容量の大きいものでやられたらたまりません
また、音声のボリュームも高く設定してスピーカーを痛めさせます。
しかし、最近のOSは自動的にプログラムの終了が働くために危険性は低いようです。
遭遇度[極少] 危険度[中]
そのサイトから素早く退室する 【音声ストーム型、回避方法】 「Fn+Shift」で 音声を下げる または、タスクトレイにある「音量」で |
テーブルアタック型とは
1つのページ内に「TABLE」要素を多重に使ったもので
通信速度によっては、「TABLE」を読み込む表示スピードが異様に遅いので
この間、パソコンは読み込むのに必死で何も出来ません
このため、読みあがるまで、
ひたすら待ち続けなくてはならないので、ストレスを感じます。
また、古いブラウザはIEが落ちるか固まってしまいます。
遭遇度[中] 危険度[極小]
ページが読み込まれるまで何も出来ないので 【テーブルアタック、回避方法】 ブラウザを最新のものに変える |
ノンバック型とは
ブラクラだ!そうではない!
このように意見が割れておりますが、こんな物もあるぞ!
と言う事で一応に紹介しておきます。
ノンバック型はブラウザの戻るをクリックしても、連打しても戻れない嫌なブラクラで
自分がほしい情報を検索して調べてる時(ネットサーフィン中)にやられると困ってしまいます。
自動で瞬間的に同ページに移動させるために起こり
結果として戻れないページが出来上がると言うわけです。
MATA要素、Location ヘッダー、Java Scriptによるものとに分けられます。
遭遇度[極少] 危険度[極小]
履歴を使ってジャンプする Location ヘッダー、Java Scriptによる 【ノンバック型、回避方法】 Java Script無効(Java Scriptによるタイプのみ有効) |
マインドクラッシャー型とは、
パソコンを攻撃するものではなく人の精神を破壊させるものです。
マインド(精神・心)クラッシャー(破壊・事故)略して「マイクラ」と呼びます
【マインドクラッシャーの内容】
限度を超える「残虐シーン」や「アダルト」や「ホラー」などの
目を覆いたくなるグロテスクな画像や映像を公開して、精神を傷つけます。
ほとんどがフラッシュだがビデオや写真を使用している事もある
【マインドクラッシャーの被害状況】
これを一度見てしまうと目に焼きつき、頭からなかなか離れないので
夢に出てくる可能性や食事が喉を通らなくなったり
精神崩壊や人間不信になってしまったりするので
精神科医にお世話になるかもしれません
また、精神的に弱かったり心臓を悪くしてる方は
最悪ショック死を起こす危険性もあります。
コンピュータウィルスやブラクラよりもこちらの方が、はるかに危険です。
【マインドクラッシャーの遭遇場所】
自動登録リンク・掲示板・チャットがもっとも遭遇しやすい
これは、第三者が面白がって貼っていく人がいるからです。
製作元は海外のサイトが多いので、アドレスで見破ることも可能
日本国内ではこの様なサイトは許されません
被害者を死なせてしまったり精神障害を起こさせると、ネット犯罪となります。
遭遇度[中] 危険度[最強]
そのサイトから素早く退室する またはブラウザを閉じる Javaを使用している場合もあるので「Altキー+F4」で脱出 Javaを使用している場合もあるので「Ctrlキー+W」で脱出 Javaを使用している場合もあるので 【マインドクラッシャー型、回避方法】 インターネットオプションの詳細設定で 「画像を表示する」のチェックをはずす 掲示板やチャットで怪しげな人や初顔の人の紹介のリンクには警戒すること 「Fn+Shift」で 音声を下げる または「ミュート」で音声を切っておく Java Script(ジャバ スクリプト)の無効 Active Script(アクティブスクリプト)の無効 |
ここで説明しているブラクラはすべてのタイプを載せているわけではありません
ブラクラの多くは「Java Script」で作成されておりますが
なかには「Active X」や「HTML」で動作させるものもあります。
こちらの対処としてはWindows Updateで修正パッチの入手をおこないましょう
ほとんどのブラクラはInternet Explorerの脆弱性を狙ったものです。
しかし、別のブラウザソフトを使用すると安全であるとは言い切れず
Internet Explorerはもっとも普及しているために
狙われやすいだけであると言うことです。
ウィンドオープン型などの場合はタブブラウザでしたら対処は容易にできます。
掲示板、チャットでブラクラまたはマイクラを踏んでしまったときは、
これ以上の被害者を出さないために
このリンク(アドレス)先はブラクラまたはマイクラだと書き込んで皆に伝えましょう