◆ 両面印刷したいとき
◆ ワード文書を最後のページから印刷したいとき
◆ ワード文書を拡大・縮小して別用紙に印刷するには
◆ ワード文書の複数ページを1枚の用紙に印刷するには
◆ ワード文書から大型ポスターを作るには(ポスター印刷)
◆ ワード文書からもっと大型のポスターを作るには(ポスター印刷)
◆ ワード文書で、はみ出した数行を1ページに収めるには
◆ ワード文書で印刷したくない部分があるとき
◆ 左とじしろ付きにページ設定してワード文書を両面印刷するには
ワード文書を最後のページから印刷したいとき
複数ページの文書を何部も印刷するときは、最後から印刷すると整理するのに便利である。
- 【ファイル】メニュー⇒【印刷】を選択⇒《印刷》画面が出る。
- 【オプション】ボタンをクリックすると次の画面が出る。
- 「印刷オプション」の「印刷順序を逆にする」を選択⇒【OK】
- 元の《印刷》画面に戻るので、「印刷範囲」「部数」を設定する⇒【OK】をクリック⇒印刷が始まる。
- 下書き印刷が終了したら必ず元の設定に戻しておくこと。
ワード文書を拡大・縮小して別用紙に印刷するには
一度作成したワード文書の用紙サイズの設定を変えずに、指定の用紙サイズに合わせて自動的に拡大・縮小印刷することができる。例えば、A4サイズの文書をB5用紙に縮小印刷することができる。(エクセルや電子メールOE、インターネットIEなどには適応されない)
- 【ファイル】メニュー⇒【印刷】を選択⇒《印刷》画面が出る。
- 「用紙サイズの指定」欄で印刷したい用紙サイズを指定する⇒【OK】をクリックすると印刷が始まる。
ワード文書の複数ページを1枚の用紙に印刷するには
例えば、B5のワード文書2ページ分をA4用紙に並べて縮小印刷することができる。
- 【ファイル】メニュー⇒【印刷】を選択⇒《印刷》画面が出る。
- 「1枚あたりのページ数」で「2」を選択、「用紙サイズの指定」で「A4」を選択⇒【OK】をクリックすると印刷が始まる。
ワード文書から大型ポスターを作るには(ポスター印刷)
A4用紙で作ったワード文書を4分割して印刷し、4枚を貼り合わせると大型(ほぼ A2サイズ)ポスターができる。
- ワード文書を開く⇒【ファイル】メニュー⇒【ページ設定】を選択⇒《ページ設定》画面の【用紙】タブで「A4」サイズを確認⇒【余白】タブで「印刷の向き」が、「縦」か「横」かを確認する⇒《ページ設定》画面を閉じる
- 【ファイル】メニュー⇒【印刷】を選択⇒《印刷》画面の【プロパティ】ボタンをクリックする。
- 《プリンターのプロパティ》画面の【ページ設定】タブを開く。
- 「用紙サイズ」を「A4」に設定⇒「印刷の向き」を選択⇒「出力用紙サイズ」を「A4」に設定⇒「ページレイアウト」で「ポスター印刷」を選択⇒プレビューで確認⇒【OK】⇒《印刷》画面に戻る⇒【OK】⇒A4サイズで4枚に分割されて印刷される。
- 印刷した4枚の切り取り線に定規を当ててカッターで切り取り、のりしろ部分に糊を付けて貼り合わせると完成。
ワード文書からもっと大型のポスターを作るには(ポスター印刷)
A4用紙で作ったワード文書を4分割して印刷し、4枚を貼り合わせると大型(ほぼ A2サイズ)ポスターができる。
- ワード文書を開く⇒【ファイル】メニュー⇒【ページ設定】を選択⇒《ページ設定》画面の【用紙】タブで「A4」サイズを確認⇒【余白】タブで「印刷の向き」が、「縦」か「横」かを確認する⇒《ページ設定》画面を閉じる
- 【ファイル】メニュー⇒【印刷】を選択⇒《印刷》画面の【プロパティ】ボタンをクリックする。
- 《プリンターのプロパティ》画面の【ページ設定】タブを開く。
- 「用紙サイズ」を「A4」に設定⇒「印刷の向き」を選択⇒「出力用紙サイズ」を「A4」に設定⇒「ページレイアウト」で「ポスター印刷」を選択⇒プレビューで確認⇒【詳細設定】ボタンをクリックすると《ポスター印刷》画面が出る。
- ここでは、画像の分割数は「9分割(3×3)」を選択⇒「切り取り/のりしろを印刷」のチェックを外す⇒「切り取り線を印刷」にチェックを付ける⇒【OK】すると《プリンターのプロパティ》画面に戻る。
備考:「16分割(4×4)」を選択すると、16枚に分割印刷される。
- プレビューで確認して【OK】⇒《印刷》画面に戻る⇒【OK】⇒A4サイズで9枚に分割されて印刷される。
ワード文書で、はみ出した数行を1ページに収めるには
文書を作っていたら、最後の数行がはみ出すことがよくある。何とか1ページに収めて印刷したいときは、
- 【ファイル】メニュー⇒【印刷プレビュー】⇒《~のプレビュー》画面のツールバーの【複数ページ】ボタンで2ページ分を表示させる⇒【1ページ分圧縮】ボタンをクリックする。
ワード文書の文字だけを印刷するには
画像やイラストの入ったワード文書の印刷には時間がかかる。入力文字の校正を行なうとき、画像やイラストを省略した文字だけの印刷をすることができる。
- 【ファイル】メニュー⇒【印刷】を選択⇒《印刷》画面が出る。
- 【オプション】ボタンをクリックすると次の画面が出る。
- 「同時に印刷する項目」の「オブジェクト」のチェックを外す⇒【OK】。
- 元の《印刷》画面に戻るので、「印刷範囲」「部数」を設定する⇒【OK】をクリック⇒印刷が始まる。
- 下書き印刷が終了したら必ず元の設定に戻しておくこと。
文書情報も印刷したいとき
次の設定をするとワード文書を印刷した最後に、ファイル名、フォルダ、作成日時、印刷日時、ページ数などの文書情報が印刷される。
- 【ツール】メニュー⇒【オプション】⇒《オプション》画面の【印刷】タブを開く⇒「同時に印刷する項目」の「文書情報」にチェックを入れる⇒【OK】。
- 文書情報を印刷後は、チェックを外しておこう。
ワード文書で印刷したくない部分があるとき
- 印刷したくない部分を選択⇒「Shift」キーと「Ctrl」キーを押しながら「H」キーを押すと選択した部分に点線の下線が表示される。
- 印刷プレビューで確認する。選択した部分が消えて後の部分が詰められる。
- 印刷後、1項の操作をもう一度行うと下線が消える。または、ツールバーの【元に戻す】をクリックする。
左 とじしろ付きにページ設定してワード文書を両面印刷するには
何十ぺージもの膨大なワード文書を両面印刷、左とじ小冊子(横書き文書向き)を作りたいときのページ設定方法などについて説明します。ここでは便宜上、用紙サイズはA5としています。
ページ設定
- 【ファイル】メニュー⇒【ページ設定】⇒《ページ設定》画面の【その他】タブを開く。
- 「奇数/偶数ページ別指定」にチェックを入れる⇒【余白】タブを開く。
- 「とじしろの位置」は、ここでは「左」を選択⇒「とじしろ」を設定する⇒【OK】⇒ウィンドウを上下にストロークして、奇数ページと偶数ページの余白が交互に変わるのを確認する。
備考:縦書き文書の場合は、前記の設定で1ページ目が右とじしろ、2ページ目が
左とじしろとなる。
ページ番号挿入
ここでは、奇数ページのフッター右端(とじしろと反対側)に、偶数ページの左端(とじしろと反対側)にページ番号を挿入する。
- 【表示】メニュー⇒【ヘッダーとフッター】⇒「ヘッダーとフッター」ツールバーが出る。
- フッターにページ番号を入れる場合は、ツールバーの【ヘッダーとフッターの切り替え】をクリックするとフッターの編集領域が表示される。
- ツールバーの【ページ番号の挿入】をクリックすると最初の奇数ページフッターにページ番号が挿入される⇒「書式」ツールバーの【右揃え】をクリックすると、ページ番号がフッターの右端に表示される⇒ウィンドウを上下にスクロールして、奇数ページにページ番号が挿入されたことを確認する。
- ページ番号の書式を変えたい場合は、ツールバーの【ページ番号の書式設定】をクリックすると《ページ番号の書式設定》画面が出る。
- 「番号書式」を選択⇒「開始番号」を設定⇒【OK】。
- ルーラーの右インデントを余白方向にドラッグすると、ページ番号は余白部分に飛び出る。
- 最初の偶数ページのフッターにカーソルを置く⇒ツールバーの【ページ番号の挿入】をクリックすると偶数ページのフッターに奇数ページと同じ書式のページ番号が挿入される。
- 「ヘッダーとフッター」ツールバーを閉じる。
印刷設定
- 【ファイル】メニュー⇒【印刷】⇒《印刷》画面が出る。
- 【プロパティ】ボタンをクリックすると《プリンターのプロパティ》画面が出る。ここでは、Canon製プリンターを使用した場合の画面である。
- 「両面印刷」にチェックを入れる⇒【OK】。